念珠堂博物館・・・魅惑の仏像

ここに陳列している仏さまはほぼ当店のオリジナルです。
すでにご縁があってお嫁入りしていった仏さまもあります。
一点一点、ほれ込んで世に生まれ、または、この店に訪れてくれたものばかりなのです。
店は一時のとどまり所。
でもこうした匠を多くの心有る方に知ってまたご縁を持っていただきたいなあ・・・

		五大明王	一体の総高さ１１．５ｃｍに抑えて作りました。このサイズにしてはかなりの力作と思っています。東寺金堂の配置にちなんで、左奥から大威徳明王（だいいとく）前列左、軍茶利明王（ぐんだり）。中央、不動明王。前列右、降三世明王（こうさんぜい）。右奥、金剛夜叉明王（こんごうやしゃ）。
		孔雀明王	なかなかすっきりした作品に仕上がりました。ちょっと大型なのが気になるけれど、彩色も比較的嫌味のない発色に安堵。

		烏枢沙摩明王	烏枢沙摩明王は何度か製作してきましたが、ちょっと頼りない彫りで気に入らなかったのですが、少し若作りに仕上がったものの（魂が入っていけば凄みは増していきますからね）、素直な彫りにホッとしました。

		愛染明王	こちらも何度か製作してきた仏様です（香合仏でも２種類）表情のむずかしい作品です。凄みの中にも憂いをどう表現してもらおうか悩みました。

		馬頭観音	愛染明王の土台がありましたので、比較的すんなりとこの世に顕現してくださいました。

		阿修羅	バランスのむずかしい像でした。彩色も元の色を想像しながら相談しつつ丁寧に表現していきました。原型（国宝阿修羅像）の凄みは多少抑えられておとなしい感じに仕上がりましたが、気が向けさせられる不思議な魅力が表現できたように思います。


		恵比寿・大黒

		八毘弁才天

		軍荼利明王
		降三世明王
		聖天

		三面大黒

		地蔵菩薩

		阿弥陀来迎

		阿弥陀立像

		弥勒菩薩

		救済観音

		如意輪観音

		千手観音

		十一面観音

		釈迦苦行像

		仁王

		四天王

		閻魔王

		羅漢像